サロンカラーとホームカラーの違い!!

年末も残りわずかとなってきました!!

年明けまでにはキレイにと思いの方に参考として

どんなに忙しくても カラーリング はサロンで行うことをおすすめします

 

■美容室のカラー剤と市販のカラー剤の違い

最近は市販で売っているカラー剤もすごく種類が豊富で多種多様になってます。では美容室のカラー剤と市販のカラー剤では何が違うのか?
と思う方もいると思いますが、やはり1番の違いは、質の良さが違います。

市販で売っているカラー剤は、誰でも簡単に綺麗に染められるように作らなければ
売れません。だから少しカラー剤としての効果を強力にしてます。
強力というのは、脱色効果をあげたりして色の浸透率を上げてるのです。
それは裏を返せば、髪の毛への負担やダメージも大きいのです。

そして、大量生産してますからカラー剤の成分も髪にはあまり良いものではありません。もちろん、昔よりは良くはなってますが・・・・
よくテレビCMなどでは、トリートメント効果があってサラサラ~なんて言ってますが
それは最低限なものです。
染める時に時間をかけ過ぎたり、薬剤をつけ過ぎれば髪は傷みます。

美容室で使っているカラー剤は、逆に最近は最低限の強さで染められるように
開発されています。いかに髪への負担を少なく出来るか?に力を入れているんです。
しかし・・それでは綺麗な色を出し難くなってしまうので、美容室ではカラー剤を調合して混ぜていろんな色を作りだしているのです。
つまり美容室のカラー剤は調合して混ぜて使う専門のカラー剤なんですね!
もちろん、美容室のカラー剤のほうが成分も上質で高価なモノを使っています。

【市販のカラー剤】 すぐ簡単に染まる強力タイプ
【美容室のカラー剤】 調合して染める上質タイプという感じです。

■市販のカラー剤だと髪が傷む理由

私は美容室で、自分でカラーばかりしているお客様の髪がすごく傷んでしまっているのをよく見かけます。
そういうお客様は「ちゃんとトリートメントしてっていうのに・・」っと言ってますが
市販のカラー剤を使って自分でカラーリングをしていると
髪が傷んでしまうのには理由があります。

上記の【■ヘアカラーの原理】 でご説明しましたが、カラー剤は、チューブタイプの【酸化染料剤やアルカリ剤】とそしてもう1つの白い液体の【過酸化水素】のこの2つの薬剤が強力しあって始めてカラーリングが出来ます。

問題なのが、この白い液体の【過酸化水素水】なんです。
髪の毛を脱色して明るくする薬なので、髪にとってはダメージを
与える薬剤でしかありません!最近では「痛まない」な~んて言ってる
カラー剤のテレビCMも見かけますが・・・カラーリングする事自体で傷まないなんて事ありえません。
ですから、正確には「傷みが少ない」って事です。

髪が伸びて根元が暗くなってきたので、しかたなく家で自分でカラーリングをすると、クシなどで梳かして薬液を髪に伸ばしながら付けていると思います。
そうすると、根元だけ染まればいいのに・・・梳かしながら
全体にカラー剤を付けている事になってしまいますよね。・・・これを繰り返しているとどうなるか?

根元の伸びた髪を染めるためのカラーでも・・・
毛先の髪達は毎回カラーリングする度に薬剤の【過酸化水素水】によって脱色され一緒に染められているから、何十回もの脱色になります。

そして・・美容室で毎回頻繁に全体の髪の色を変える方も同じように
毛先は脱色の繰り返しでボロボロになっていきます。

ちなみに、例え真っ黒に染めても【過酸化水素水】を使っている限り脱色はされています。色が黒いというだけですから。

じゃ~どうすればいいの?

できる限り伸びた髪だけ染める事です!
最低限は、2~3回に1回、カラーリングをする時は根元だけ染めるように
しましょう!伸びた髪の毛だけ・・・これがポイントです。

これは自分だけではできません・・だからやっぱり美容室で美容師にやってもらいましょう!そして2~3回に1回は、「今日は伸びてきた根元だけ染めて」といいましょう。
全体も根元も料金が一緒だったとしても、もったいないから~・・・
なんて思わないでくださいね!

市販のカラーリング剤は今はとても素敵な色が多くなってきました。
しかし、どんなに綺麗な色でも染め方がダメでは髪を傷めるだけなのです。
市販のカラーリング剤の最大の落とし穴はこれです!
みなさん・・テレビCMにだまされないようにしましょうね。